Kindleのおすすめ端末はどれ?端末の特徴別に誰にオススメか紹介
2016年10月にKindleの新モデル『Kindle Paperwhite マンガモデル』が発売され、現在のKindle端末の種類は『Kindle』『Kindle Paperwhite』『Kindle Paperwhite マンガモデル』『Kindle Voyage』『Kindle Oasis』の5つの機種が販売されています。
選択肢が増えれば自分好みの価格やスペックを選ぶことができますが、あまりガジェット関係に詳しくない方にとっては「どの端末を選べばいいか分からない?」「何をポイントに比較すればいいか分からない」ということもあるかと思います。
そこで今回は、実際にKindleを使っている私が感じた使用感なども交えながらおすすめの端末を紹介したり、「こんな人にはこの端末がおすすめ」というような感じで紹介していきたいと思います。
ちなみに一番のおすすめは『Kindle Paperwhite』です。Kindle端末の中で一番売れていますし、私も使っています。価格とスペックのバランスがいいので電子書籍を読むことがメインの人はKindle Paperwhiteを選んでおけば間違いありません。
目次
Kindle端末のスペック比較 – 比較のポイントは?
スマホだと少し画像が見ずらいかもしれません。価格を見てもらえれば分かりますが、左がエントリーモデルで、右にいくにつれてハイスペックになっていきます。
それぞれの端末で変わるスペックは「内臓ライト」「バッテリー」「サイズ・重さ」の3つですので、この3つをポイントに見ていけば比較しやすいです。
Kindle端末はココを比較しよう
- 内臓ライト
- バッテリー
- サイズ・重さ
内臓ライトの数が多いほど明るさの調整が細かい
Kindleには内臓ライトが搭載されていますので、明るさを調節して見やすくすることができます。画面が暗いと暗い部屋では見づらいですし、外など明るい場所で見る場合は画面が合借りすぎると逆に見づらくなりますからね。地味ですが搭載されてないと結構不便です。
Kindle Paperwhite以上なら搭載されているのですが、Kindleには搭載されていませんので注意してください。明るい場所なら問題ありませんが、暗い場所だとかなり見づらいです。
1万円以下で買えるのは魅力的ですが、たくさん本を読む人ほどKindle Paperwhite以上の端末を選んでおいた方がいいでしょう。「自分は昼にしか読まない」「子ども用に買いたい」という場合なら暗い部屋で見ることもないかと思いますので、Kindleでも問題ないかもしれませんね。
ちなみに、Kindle Paperwhiteでは24段階の明るさ調整ができます。私はデフォで22に設定しています。
バッテリーは長持ち!ガンガン使っても1週間近く使える
Kindleは全体的にバッテリーが長持ちです。スマホだと1日でバッテリーがなくなることもありますが、Kindleガンガン使っても1週間ぐらい持ちます。さすがに「毎日10時間使う~」というような使い方だと2~3日で充電が必要になりますが、さすがにそこまで使う人はいないと思います。
私は「毎日30分ぐらい読む。Wi-Fiは繋ぎっぱなし、明るさは22に設定」というような使い方をしていますが、2週間持ちました。
バッテリーの持ち具合はKindle Oasisが頭一つ抜けており、それ以外の端末はほとんど変わりません。Kindle Oasisは内臓バッテリーに加え、付属カバーにもバッテリーが搭載されていますので1ヶ月充電しなくてもいいぐらい持つそうです。
旅行好きの人や出張で家にいないことが多い人なんかは充電の心配がないので、このモデルが使いやすいかもしれませんね。
サイズ・重さ
Kindle Paperwhiteが一番大きく、Kindle Oasisが一番小さく・薄く・軽いです。サイズを小さく軽くするほど技術も必要になってきますので、価格も高くなる傾向にあります。
ただ一番大きく・重たいKindle Paperwhiteでも、他のタブレットと比べると軽いですし、片手で持っていても疲れることはほとんどありません。鞄に入れて持ち運ぶときも邪魔になりにくく、重くもないので、あまり気にする必要はないかと思います。
それよりも『内臓ランプ』がとにかく大事!画面の見やすさに直結するので、違いが一番大きく出ます。正直サイズ感やバッテリーの持久力の差はほとんど誤差、というか平均点を越えている感じなので、どれを選んでも割と満足しやすいかと思います(Kindle Oasisだけが別格ですが)。
端末別!こんな人におすすめ
最後に、それぞれの端末の特徴をもとに「こんな人におすすめ」というのを紹介していきたいと思います。
とにかく使いやすく使いたい人におすすめ – Kindle
とにかく安く使うならKindleがおすすめ。内臓ランプがないので、明るい場所メインで使う人ならストレスなく使いやすいかと思います。
また、解像度は167ppiと少し粗目の画質です。漫画を読むと小さいセリフがつぶれてしまって読めないこともありますので、小説や洋書を読む人におすすめです。
コスパの良さで選ぶなら – Kindle Paperwhite
一番売れているKindle Paperwhite。価格とスペックのバランスがいいため、特殊な使い方をしないのであれば、とりあえずコレを買っておけば間違いがありません。「電子書籍を読みたい」「洋書を読みたい」「外に持ち運びたい」など、どんな使い方でもストレスなく使えます。
漫画をメインに読む人向け – Kindle Paperwhite マンガモデル
Kindle Paperwhiteの容量を8倍にしたのが『Kindle Paperwhite マンガモデル』。漫画は小説と違って『絵』がありますので、その分容量が大きくなりがち。そのため、漫画をメインで読む人はマンガモデルの方がおすすめ。
Kindle Paperwhiteだと一度に約60冊~70冊の漫画を保存できますが、マンガモデルだと約480冊~560冊(公式発表では700冊までいけるそうです)まで保存することができます。ただ、あくまでも一度に保存できる冊数なので、読まない本は端末から削除して、読みたくなったらクラウドから再度ダウンロードすればKindle Paperwhiteでも問題ありません。
ここらへんは以前にも記事していますので、気になる方は参考にしてみてください。
コーヒーを飲みながら優雅に読書したい人向け – Kindle Voyage
Kindle Voyageからは『ページめくりボタン』が搭載されています。Kindle・Paperwhite・マンガモデルではスマホのように指でスライドしてページをめくりますが、Kindle Voyageはボタンを押すだけでページをめくることができます。
両手を使える環境だと特別必要ではないですが、例えば『スタバでコーヒーを飲みながら読書したい』というときに、わざわざカップから手を放すことなく読書を楽しむことができます。通勤中のつり革を持ちながら読むこともできますね。
少し前までは300ppiの高解像度ディスプレイを搭載しているのもKindle Voyageのメリットだったのですが、2106年10月現在ではKindle Paperwhiteも同じ解像度になっているので、特にメリットではありません。
片手で持つことが多くなりそうな人はKindle Voyageがマスト、両手で持てる環境で使うのならKindle PaperwhiteでもKindle Voyageでも、どっちを選んでも満足するかと思います。
外で使うことがメインな人向け – Kindle Oasis
軽い・小さい・バッテリー長持ちで、スペックは抜群。外で使うことがメインな人におすすめです。